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生活習慣病予防に野菜と果物を一日500g食べよう! |
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アメリカで成功を収め、先進国で広がりをみせる「ファイブ・ア・デイ(5ADAY)」という運動をご存知でしょうか。
健康増進のための食生活改善が目的ですが、日本でも始まり、啓蒙活動が進められています。野菜や果物を積極的に摂取し、がんや生活習慣病の発生リスクを抑制するのが狙いです。 |
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発がん因子の35%が食生活 |
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オックスフォード大学の研究よると、発がん因子のうち、食生活が約35%と最も多く、次いでタバコ30%、ウイルス10%などが続きます。
健康を維持する要因には、生活環境はじめ、運動、規則正しい生活など、さまざま考えられますが、なかでも普段の食生活は、健康を大きく左右するといわれます。
欧米では肉食が中心で、高脂肪食品の摂取が多く、逆にビタミンやミネラル、食物繊維を多く含む野菜などの摂取量が十分ではありません。そうした食生活を長年続ければ、がんをはじめとした生活習慣病を発症しやすくなります。 |
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アメリカから始まった「ファイブ・ア・デイ運動」 |
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1990年当時、がんが死亡原因のトップだったアメリカでは、「野菜や果物をたくさん食べる人ほど、がんなどになりにくい」という報告が注目を集め、日ごろの食生活を見直す運動が盛んになりました。
その中で、がんの発症リスクの低減をめざし、アメリカ国立がん研究所(NCI)や、農作物健康増進基金(PBH)が協力して始めた食生活の改善を促す連動が「ファイブ・ア・デイ運動」。1日に5サービング(1回当たりの食品の標準摂取量)以上の野菜と果物を食べる」ことを提唱する運動です。
運動がスタートしてこの10年間で、アメリカにおける1人当たりの野菜・果物の摂取量は確実に増加。生活習慣病による死亡率が減少傾向を示す一方、10年間で野菜の消費量が15%、果物の消費量が17%上昇。運動に協力するスーパーマーケットは3万5000店を数え、大きな国民運動に発展しています。
ちなみに日本とアメリカの野菜消費量は1995年を填いに逆転。1999年には、日本が年間1人当たり102.3キログラムに対し、アメリカは115.5キログラムと、大きくその差が開きました。現在は、ドイツ、イギリス、ノルウェー、オーストラリア、カナダなど30カ国に広がっています。日本でも一昨年7月、「ファイブ・ア・デイ協会」が設立されました。
厚生労働省が提唱する「健康日本21」でも、野菜1日350グラムの摂取が数値目標として掲げられていますが、日本版"ファイブ・ア・デイ運動“は「1日野菜350グラム+果物150グラム=500グラム」を呼びかけています。果物は皮や種を取り除いた可食分で150グラムが目安です。
野菜や果物は生鮮品だけでなく、カレーやおひたし、煮物、なべ物、ジュースなどにしてもよく、冷凍や乾燥、缶詰、100%果汁を利用してもいいとのこと。
世界一の長寿国・日本。肥満や糖尿病など、中年期以降の病気と思われてきた生活習慣病が近年、児童や青年層にも増えているだけに、こうした運動の広がりに関心が高まっています。 |
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